日本の伝統

2012年

7月

17日

ご無沙汰しております。

最近こちらのサイト更新が止まったようになっていますが、実はフェイスブックの方で「ざ・花柳界 フェイスブック版」を運営しております。

 

リアルタイムな情報などは現在フェイスブック版の方で情報発信しています。

ですので、こちらの更新が滞ってしまい誠に申し訳なく思います。

 

是非、フェイスブック版の「ざ・花柳界」の方にもお立ち寄り頂ければと思います。

 

今後とも「ざ・花柳界」宜しくお願い致します。

 

 

ざ・花柳界 管理人

2012年

2月

29日

吉原の芸者衆達が伝えてきた、伝統の手締め 「吉原締め」

吉原締め

 

皆さんは手締めを何気なくされているかと思います。

おめでたい時や、お祭りなど・・・。

 

浅草の三社祭などでは「三社締め」とも呼ばれている手締めの仕方は、江戸締めと呼ばれるものであります。江戸締めには一本締め三本締めがあり、拍数の「3回・3回・3回・1回」は3回の拍が3回で九になり、もう1回手を打つと九に点が打たれて「丸」になり、「丸く納まる」の意味になるからとも言われています。

また、はじめに掛け声で「イヨー」言う掛け声は「祝おう」が転じたものとされています。

 

一本締め

3回・3回・3回・1回手を打つ。

一般的な流れ

「お手を拝借」

「イヨーオ」 シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン

 

三本締め

一本締めを3回行う。

一般的な流れ

「お手を拝借」

「イヨーオ」 シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン

 「イヨー」 シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン

 「もう一丁」 シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン

 

さて、吉原締めとは・・・。

 

最初の部分は一本締めと同じで、シャシャシャン シャシャシャン シャシャシャン シャン と打つ。

その後 二本目と、三本目は「ひい、ふう、みい、よう、いつ、むう、なな」と言いながら7つ手を打ちます。

 

「一般的な流れ」

1本目 シャシャシャン・シャシャシャン・シャシャシャン・シャン 

2本目 ひい(シャン) ふう(シャン) みい(シャン)よう(シャン) いつ(シャン) むう(シャン)なな(シャン) 

3本目 ひい(シャン) ふう(シャン) みい(シャン)よう(シャン) いつ(シャン) むう(シャン)なな(シャン)

と言う風に打ち、なぜ7回打つかと言いますと吉原の町名の数が織り込まれているからなのです。

「江戸町一丁目」「江戸町二丁目」「揚屋町」「角町」「京町一丁目」「京町二丁目」「仲ノ町」の7つと言う訳です。

 

そもそも「吉原締め」は郭内の御茶屋での内輪のもと言われています。そしてそれは吉原芸者が最後まで守ってきた伝統的な手締めとして残されて来ました。この「吉原締め」を現在「ざ・花柳界」管理人である筆者が音頭を取り、地元の方々と共に伝承しようと、手締めを行なう際は「吉原締め」を!と広めています。

 

皆さんも是非この「吉原締め」を覚えて下さい。

江戸吉原の伝統と歴史の「吉原締め」を多くの方に知って頂きたいと思います。

 

 

 

2011年

12月

19日

目から鱗 日本一の長唄・地踊りの祭り「藤枝大祭」

ざ・花柳界もまだまだ勉強不足でお恥ずかしいのですが、静岡県藤枝市のお祭りで藤枝大祭というお祭りがあります。そのお祭りなんですが、長唄と地踊りの日本一のお祭りなんです。

 

どういうお祭りかと申し上げますと・・・。

 

長唄は歌舞伎の演奏音楽ですが、勧進帳など劇に伴うもの。越後獅子など舞踊に伴うもの。
さらに吾妻八景など、舞台を離れての素唄ものなどがあります。
藤枝大祭りでは、長唄・三味線・囃子方というフルメンバーによる演奏で、地踊り(手踊り)を披露します。
そして、どの地区も必ず三曲は長唄による地踊りを披露できます。

 

これは、「長唄による地踊りの調査」で、長唄・三味線・囃子方というフルメンバーでの地踊りの形態を持つ祭礼は、実はわたしたちの藤枝大祭りがその規模と質において日本一だということがわかりました。
この長唄で地踊りを披露する形態は、江戸でも盛んだったのですが、明治になって屋台や山車が半ば強制的に東京都内から消え、神興担ぎの祭礼形態へと変化し、自然消滅してしまいました。

 

また東京周辺の千葉県佐原市や埼玉県川越市などでは、佐原囃子や神田囃子など、お囃子の演奏に力が注がれ、長唄による手踊りは明治半ばには衰退しています。
現在では、東海道の旧宿場町、藤枝・島田・掛川にのみ、この長唄による手踊りという祭礼形態が継承されているに過ぎないのです。島田の大井神社の帯祭りでは、五台の屋台が曳き回されますが、上踊りに重点が置かれ、長唄による地踊りは、簡略化された曲唄と踊りになっています。
 

 

また掛川市の大祭でも六十台近い屋台が曳き回されますが、遠州祭り囃子に力点が傾き、長唄による地踊りは、三ヶ町を除けばみなテープによる演奏で、踊り手も三十人以下と小規模です。
したがって、一台の屋台で八十人以上もの踊り手がいっせいに踊る藤枝大祭りのような処は、他にありません。まさに日本一の長唄の地踊りなのです。
最終日には、連合会本部の前で各屋台の曳き回しと地踊り披露がありますので、どうぞご覧下さい。

 

藤枝大祭HPより転載しました。

http://www.fujiedataisai.jp/info/points.html

 

つまり、江戸の長唄祭りのルーツ長唄祭りと言っても良いお祭りなんですね。

この日ばかりは、長唄の師匠連中は大忙しだと思います(笑)。

素晴らしい演奏も聴けて十分楽しめるお祭りだと言えます。

 

この最大規模の長唄・地踊りのお祭り、「藤枝大祭」は3年に一度開催されるお祭りで、

14町全ての屋台が長唄・三味線・囃子方というフルメンバーによる演奏で、地踊りを披露するという豪華なお祭りでもあるのです。

 

是非次回開催、2013年10月4日、5日、6日にお祭りを見に出掛けたくなりました。

 

プロの演奏で気持ち良く踊れるなんてうらやましい限りです。(屋台で生演奏)

しかも、小さなお子さんから大人までが長唄「手習い子」を踊っています。

この関連動画は沢山あるので必見ですよ。

 

ごく当たり前の様に踊られている地踊り連の皆さん・・・日本のよき伝統として続けて頂きたいお祭りです。

この深川の唄の意味を理解されているのかどうかは別として、静岡の藤枝市で吉原の内容を歌いこんだ深川の曲と踊りを拝見するとなんとも不思議な感情が沸いてい来ます。

長唄・端唄・日本舞踊と、お祭りを通して練習されている事に感銘を受けます。

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2011年

12月

18日

民俗、伝統芸能として復活させたい 「吉原の狐舞ひ」 

葛飾北斎 「隅田川両岸一覧 下編」 「吉原の終年」
葛飾北斎 「隅田川両岸一覧 下編」 「吉原の終年」

補足説明:

絵本隅田川両岸一覧刊年は不明とされているが、葛飾北斎の壮年期(40~47歳)の作品と言われている。

その内容としては、当時流行である狂歌を扱った狂歌絵本となっており、絵は当時の隅田川周辺の風俗を表した作品。 上、中、下3冊に分かれており、計25作品が掲載されている。


この当時は 吉原には「獅子舞」というものは入らず、代わりにこの「狐舞(きつねまい)」というものがありました。それは一体どういうものか?・・・なぜ獅子舞ではなく「狐舞ひ」なのか。

 

ここからは個人的な推論と稲荷神社との関係を紐解きながら説明したいと思います。

「稲荷」とは

本来五穀をつかさどる神であると言われ、倉稲魂神(ウカノミタマノカミ)の事をさします。

江戸時代に入り、稲荷が商売の神と公認され、大衆の人気を集めると共に、稲荷狐が稲荷神という誤解が一般に広がった。 またこの頃から稲荷神社の数が急激に増え、流行神(はやりがみ)と呼ばれる時もあった。 また仏教系の神である荼枳尼天は金狐・銀狐(きんこ・ぎんこ)という眷属を持ち、稲荷神と同一視される原因となったが、正確には稲荷神社に祀られている狐の多くは白狐(びゃっこ)である。

 

稲荷神社の前には狛犬の代わりに宝玉をくわえた狐の像が置かれる例が多い。他の祭神とは違い稲荷神には神酒・赤飯の他に狐の好物といわれる油揚げが供えられ、ここから油揚げを使った料理を稲荷と称するようになった。

出展元 ウィキペディア 稲荷神

 

以上の事を踏まえて考えていくと、吉原の四隅に祀られていた4つのお稲荷さんと関係が深いと考えられます。商売繁盛の神の使いとして取り入れられたのではないかと思います。

(12月21日加筆)

吉原の狐舞ひ とは・・・。

 

吉原の狐舞ひ(きつねまい) 

狐の面を被り、両手に御幣、又は御幣と鈴を持って舞い鳥目(=穴あき銭)を受けた。

『絵本風俗往来』にも書かれ、吉原で大晦日に行われた行事である。
 

 

 

《其以前は知らず。新吉原に限り、年越大晦日に獅子舞は壱組もなく、狐の面をかぶり、幣と鈴を振り、笛太鼓の囃子にて舞こむ。是を吉原の狐舞とて、杵屋の長唄の中にも狐舞の文句をものせしあり。抱一上人が吉原十二ヶ月の画中又此の狐舞を十二月に画かれたり。狐は白面にして、赤熊の毛をかむり錦の衣類をつけたるまま、いとも美事なり。世間の不粋は、当所大晦日の狐舞を見しものなしとなり》

 

『絵本風俗往来』の一節より。

 

東京国立博物館に吉原の狐舞の人形が所蔵されている。

さて、前文でご紹介したのが、「吉原の狐舞ひ」であります。

歴史文献などに書かれている情報量はごく僅かなのですが、その史実に基づいて「吉原の狐舞ひ」を

吉原の地に復活させたいという願がありました。

 

実は同じ考えをされていた方が居り、偶然と言うか何かのご縁だと思っているのですが、実際に「吉原狐」として活動されていた方に巡り合えました。現代の連絡手段であるメールで問いかけましたところ、どうやら地元に住んで居られるとの事、これ自体不思議なご縁を感じた理由です。

 

お会いして、吉原狐として活動して行った経緯などを伺って行く内に、同じ思いである事が分かり、今後吉原の地を活動の拠点にと提案・・・・。細かい話はココまでとして、今後吉原狐舞ひを完全復活させるべく行動開始します。

 

もしかすると・・・・

今年の大晦日の夜、除夜の鐘の鳴り響く頃、吉原の地に「吉原の狐」が降臨するかも知れませんよ!!

 

 

 

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